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モバイルバッテリーは「PSEマークだけ」で選ぶな|発火を避ける、買う前の4項目と捨て時のサイン

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この記事にはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト・Amazonアソシエイト)を含みます。紹介する商品の選定と評価は、広告の有無に関係なくガジェットヒルが独自に行っています。

この記事の検証方法:メーカー公式仕様の照合/NITE(製品評価技術基盤機構)・経済産業省・国土交通省の公表資料の確認/単位換算による計算(実機は使用していません)。参照日:2026年10月10日。

手元のモバイルバッテリーを裏返してみてください。どこかに丸で囲まれた「PSE」の文字があるはずです。

この丸いマーク、通販で2,000円台の無名ブランドにも、エレコムが2026年に出した半固体電池モデル「DE-C86-10000」にも、まったく同じ形で付いています。発火しにくさを売りにする機種も、そうでない機種も、マークの見た目では区別がつきません。

では、何を見れば発火する1台を避けられるのか。国の事故データと、2026年8月に経済産業省が出した規制強化の方針をもとに、買う前に見る4項目と、手放すべきタイミングを整理しました。

結論:丸いPSEマークは「メーカーや輸入業者が自分で基準に合うか確認した」という表示で、第三者の検査は通っていません。発火を避けるなら、①届出事業者名と日本の連絡先、②型番でのリコール検索、③電池の種類、④捨てる窓口の4項目で選んでください。膨らみ・異臭・急な残量低下が出たら、その日のうちに使用をやめるのが正解です。

総合で選ぶなら:半固体電池のエレコム DE-C86-10000。iPhoneにマグネットで貼り付けるならAnker A1113です。型番が一致しているかを確認してから購入してください。

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この記事の内容は動画でも解説しています(約9分)。

目次

モバイルバッテリーはPSEマークがあれば安全?丸いPSEが保証していること・していないこと

PSEマークには「丸形」と「ひし形」の2種類があります。モバイルバッテリーに付いているのは丸形です。

丸形PSEは、製造業者や輸入業者が国の技術基準に合っているかを自分で確認し、自主検査をしたうえで表示するマークです。電源コードやACアダプターに付くひし形PSEのように、国に登録された第三者機関の検査は求められていません。PSEは国が1台ずつ審査して「認証」したマークではない、という点がまず押さえどころです。

この仕組みのまま、事故は増え続けました。NITEに通知されたモバイルバッテリーの事故は、2021年の51件から2025年には192件。4年で約3.8倍です(NITEの公表件数からの算出)。

項目(2021〜2025年の5年間)件数
モバイルバッテリーの事故(全体)506件
うち火災488件(約96%)
うち充電中・充電直後297件(約6割)
うち自動車内49件
うちリコール対象製品69件
出典:NITE「『夏バテ(夏のバッテリー)』にご注意を」2026年7月15日発表資料の別紙データ。割合はガジェットヒルによる算出

事故の9割以上が火災につながっています。「熱くなっただけで済んだ」という事故はほとんどない、ということです。

経産省は2027年3月から「ひし形PSE」へ切り替える方針

経済産業省は2026年8月31日、モバイルバッテリーを第三者機関の検査が必要な「特定電気用品」に移し、ひし形PSEの対象にする方針案を示しました。工場の検査も含まれ、異物混入の防止など製造工程の管理も義務になります。予定では2027年2月までに政省令を公布、3月に施行。施行後1年間は経過措置が設けられる見込みです(2026年10月時点では方針案の段階)。

国自身が「丸いPSEだけでは粗悪品を止めきれない」と判断した、と読むのが自然です。逆に言えば、2026年秋のいま店頭とネットに並んでいるモバイルバッテリーは、安全性に力を入れたモデルも含めて全部が丸形PSE。マークの有無は最低ラインの確認にしかならず、選ぶ基準にはなりません。

PCの販売とApple製品の修理に関わってきた立場から見ても、バッテリーの不具合は「どのブランドか」より「どの型番の、どの製造ロットか」で出ます。NITEが紹介している事故事例でも、輸入業者が電池セルの部材不良を理由に特定の型式だけを回収していました。見るべきはロゴではなく、型番と、その型番に責任を持つ会社です。

発火しないモバイルバッテリーの選び方|買う前に確認する4項目

「発火しないモバイルバッテリー」は、厳密には存在しません。メーカーの公式表記も「発火しにくい」止まりです。そのうえで、発火する1台を引く確率を下げる確認項目は4つに絞れます。

①PSEマークの横の「届出事業者名」と、日本の連絡先

PSEマークの近くには、製造または輸入の届出をした事業者の名前を表示する決まりがあります。確認するのはマークではなく、この名前のほうです。

  • 本体(または商品画像)の事業者名と、販売ページの販売元が同じ会社か
  • その会社に日本の住所・電話番号があり、日本語のサポート窓口があるか
  • 同じ容量の他製品と比べて、極端に安すぎないか

この3つは、NITEが購入時のチェックリストに挙げている項目でもあります。事故が起きたあとに事業者と連絡が取れず、補償を受けられなかったケースが実際に出ているためです。2025年12月25日からは、オンラインモールで日本の消費者に直接売る海外事業者にも国内管理人の選任が義務づけられました。事業者名が書かれていない、書かれていても連絡先が見つからない商品は、この時点で候補から外してください。

②ブランド名ではなく「型番」でリコール検索する

「モバイルバッテリー 発火 メーカー」は月3,600回検索されています(ラッコキーワード調べ)。どこのメーカーが燃えたかを知りたい気持ちはわかりますが、メーカー名で白黒をつけるのは危険です。大手でもリコールは出ますし、回収対象は型番単位で決まります。

  1. 本体か箱に書かれた型番を控える(例:DE-C86-10000BK、A1113)
  2. NITEの事故・リコール検索「NITE SAFE-Lite」に型番を入れる
  3. 消費者庁リコール情報サイトでも同じ型番を検索する
  4. メーカー公式サイトの「製品回収情報」ページも確認する

2021〜2025年の5年間、モバイルバッテリーの事故506件のうち69件がリコール対象製品でした。買う前に1回、持っている間は季節の変わり目ごとに1回。検索は30秒で終わります。

③電池の種類:半固体・リン酸鉄・ナトリウムイオンの違い

中身の電池が変われば、燃えにくさも重さも寿命も変わります。仕様表の「電池種類」の欄を必ず見てください。

電池の種類燃えにくさの理由弱点
リチウムイオン(液体電解質)保護回路頼み。電池そのものは可燃性の電解液を含む一般的なサイクル寿命は約500回(エレコム公式の記載)
半固体(準固体)リチウムイオン電解質をゲル状にして、可燃性ガスを出にくくしている価格が高め。製品数がまだ少ない
リン酸鉄リチウムイオン電気自動車にも使われる、熱で壊れにくい正極材料同じWhで重く、大きくなる
ナトリウムイオン低温に強く、寿命が長い重く大きい。エレコム公式によるとJBRCの回収対象外
改良型リチウムイオン(Anker NLBなど)セル内の異物を減らし、保護コーティングや耐火性の筐体で対策メーカー独自基準のため、他社と横並びで比べにくい
各メーカー公式サイトの記載をもとに整理(2026年10月時点)

注意したいのは「燃えない」「発火リスクゼロ」とうたう販売ページです。半固体電池をいち早く出したエレコムですら、公式の表現は「発火しにくい」。メーカーより強い言葉を使っている出品は、その一点だけで疑ってかかる理由になります。

④捨てるときの窓口が決まっているか

4つ目は見落とされがちですが、発火事故の現場はユーザーの手元だけではありません。不燃ごみに混ざったモバイルバッテリーが、ごみ収集車や処理施設で潰されて燃える事故も起きています。

  • 電池の回収団体「JBRC」の会員メーカーの製品か(家電量販店などの回収ボックスに入れられる)
  • メーカー自身の回収窓口があるか(膨張した品も受け付けるか)
  • 自分の住む自治体の出し方(有害ごみ・小型家電回収など)

2026年4月施行の改正資源有効利用促進法で、モバイルバッテリーは「指定再資源化製品」になり、年1,000台以上を生産・輸入販売する事業者に回収とリサイクルが義務づけられました(各社の回収案内は順次)。JBRCの回収ボックスは、会員外の製品、メーカー不明品、膨張したものを受け付けません。買う時点で捨て方が見えない製品は、最後に必ず困ります。

安全性で選ぶモバイルバッテリー比較|半固体・リン酸鉄・NLBの3機種

4項目を満たし、電池の種類で安全対策をしている3機種を、メーカー公式の仕様で並べました。3機種とも日本法人が販売元で日本語のサポート窓口があり、型番をメーカー公式サイトで確認できます。

項目エレコム DE-C86-10000エレコム DE-C39-12000Anker A1113
電池の種類半固体リチウムイオンリン酸鉄リチウムイオンNLB(改良型リチウムイオン)
容量(公称)10000mAh(3.85V)12000mAh(3.2V)10000mAh
Wh(公称)38.5Wh38.4Wh公式ページに記載なし
最大出力(公称)USB-C 35W20WUSB-C 30W/ワイヤレス15W
重さ(公称)約220g約310g約215g
1Whあたりの重さ(算出)約5.7g約8.1g算出不可
くり返し使用回数(公称)約2000回約1000回公式ページに記載なし
放電時の使用温度(公称)-15〜45℃-10〜50℃公式ページに記載なし
回収窓口(公式の記載)JBRC協力店/エレコム修理センター(膨張品も可・送料元払い)JBRC協力店公式に製品回収(リコール)情報ページあり。使用済み品の回収方法は購入前に公式サポートで確認
保証(公称)1年1年24か月(会員登録で+6か月)
価格オープン価格標準価格13,585円11,990円(公式ストア)
メーカー公式サイトの表記(2026年10月10日時点)。1Whあたりの重さは公称値からガジェットヒルが算出した推定値で、メーカー公表値ではありません

表の2列目と3列目を見比べてください。12000mAhのリン酸鉄モデルと10000mAhの半固体モデルが、Whにするとほぼ同じ38Wh台です。リン酸鉄は電池1本あたりの電圧が3.2Vと低いため、同じエネルギー量でもmAhの数字が大きく出ます。「12000mAhだから多く充電できる」とは限りません。

エレコム DE-C86-10000:重さを増やさずに電池を替えたいなら

半固体電池を使いながら、重さは約220gと一般的な10000mAhクラスの範囲に収まっています。USB-Cの最大35WでMacBook Airのようなノートパソコンにも給電できる点も、半固体モデルの中では強みです。充放電回数から電池の状態を3段階のランプで知らせる「Health Monitor」を載せていて、約501回を超えると橙色で買い替えを促します。2000回の寿命をうたうメーカーが、501回で点検の合図を出す設計にしている。この慎重さは評価していい部分です。

型番「DE-C86-10000BK」(ブラック)であることを確認して、楽天・Amazon・Yahoo!の価格を比べてから選んでください。

エレコム DE-C39-12000:重くてもいい、置きっぱなしの防災用なら

リン酸鉄リチウムイオン電池を使った12000mAhモデル。約310gと3機種で最も重く、1Whあたりの重さは半固体モデルの約1.4倍です(算出)。毎日カバンに入れる用途には向きません。家や車に置いておく予備の1台として、放電時50℃まで使える温度範囲と、JBRCで回収できる捨てやすさを取る選び方です。

標準価格は13,585円ですが、実売価格はショップによって大きく違います。楽天とAmazonの価格を比較してから買うのがおすすめです。

Anker Nano Power Bank (MagGo, Plus) A1113:iPhoneに貼り付けて使うなら

Ankerは半固体などの代替素材を採用せず、リチウムイオン電池そのものを改良した「NLB(ネオリチウムイオンバッテリー)」という道を選びました。理由として公式に挙げているのは、代替素材の重さ・実証データの少なさ・処分ルールの未整備です。A1113はQi2対応のマグネット式で、厚さ約15mm、約215g。2026年6月発売の新型です。注意点は、Wh・サイクル寿命・使用温度範囲が公式ページに見当たらないこと。安全性はAnker独自基準での比較なので、他社製品と同じ物差しでは測れません。

楽天はAnker公式ストアの商品です。型番「A1113」と現在価格を確認してください。

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モバイルバッテリーはどれを買う?用途別の結論

総合で選ぶなら:エレコム DE-C86-10000

4項目すべてを公式情報で確認でき、半固体電池・約220g・35W出力・膨張品まで受け付ける回収窓口がそろっています。迷ったらこれです。

出費を抑えるなら:まず今の1台を4項目で点検する

いちばん安い安全対策は、新しく買うことではありません。いま使っている1台の型番をリコール検索し、事業者名と連絡先を確かめ、後半で紹介する捨て時のサインが出ていないかを見る。全部クリアなら、使い続けて問題ありません。新しく買うなら、容量を5000mAhに落とした半固体モデル(エレコム DE-C85-5000、約135g)が出費を抑える選択肢になります。

この条件の人は買い替えなくていい

  • 手持ちの1台が型番検索でリコール対象外、届出事業者も日本の連絡先も確認できた人
  • 膨らみ・異常な発熱・急な残量低下などのサインが1つも出ていない人
  • 「2027年からひし形PSEになるから」という理由だけで買い替えを考えている人(いま使っている製品が使用禁止になるわけではありません)

モバイルバッテリーの捨て時のサイン|膨らみ・発熱・残量の急減

NITEは、次の状態を見つけたら発火のリスクが高まっているとして、充電も使用も中止するよう呼びかけています。1つでも当てはまれば、その日で引退です。

  1. 膨らんでいる、変形している
  2. 充電できない
  3. 不意に電源が切れる、急に残量がなくなる
  4. 充電中に、以前より明らかに熱くなる
  5. 焦げたにおい、化学薬品のようなにおいがする
  6. 落としたりぶつけたりして、一部が変形・破損している

エレコムは自社製品の注意書きで、ここに「本体の充電時間が前より極端に長くなった」「スマホへの給電速度が落ちた」も加えています。劣化はまず数字に出て、そのあと見た目に出ます。

膨らんだバッテリーを押して戻そうとするのは絶対にやめてください。NITEには、膨張したモバイルバッテリーを押し込んだ力で内部がショートし、発火した事故が報告されています。膨らんだものは金属缶や土鍋など燃えない容器に入れ、販売店かメーカーに相談します。

モバイルバッテリーの寿命は何年?回数を年数に直す

寿命は「年」ではなく「充放電の回数」で表示されます。使い方で年数に直すと、こうなります。

くり返し使用回数毎日1回フル充電週3回フル充電
約500回(一般的なリチウムイオン)約1年4か月約3年2か月
約1000回(DE-C39-12000)約2年9か月約6年5か月
約2000回(DE-C86-10000)約5年6か月約12年10か月
回数÷年間の充放電回数で算出した推定値で、メーカー公表値ではありません。0%→100%を1回と数えた場合

この表は「回数だけで劣化した場合」の上限です。夏の車内や窓際に置く使い方をしていれば、回数に関係なく劣化は早まります。毎日使う一般的なリチウムイオン電池の製品なら、1年半を過ぎたあたりから上の6サインを意識して見る。これがガジェットヒルの目安です。

膨らんだモバイルバッテリーの捨て方

  1. 充電・使用をやめ、燃えない容器に入れて可燃物から離す
  2. メーカーの回収窓口を確認する(エレコムは修理センターで膨張品も回収と公式に記載)
  3. メーカー回収がなければ、住んでいる自治体の公式サイトで「モバイルバッテリー 膨張」の出し方を確認する
  4. 端子に絶縁テープを貼ってから持ち込む

燃えるごみ・不燃ごみに混ぜるのは厳禁です。JBRCの回収ボックスも膨張品は受け付けていません。

モバイルバッテリーの発火・PSEマークに関するよくある質問

PSEマークがないモバイルバッテリーは違法ですか?

2019年2月以降、PSEマークと届出事業者名の表示がないモバイルバッテリーは、販売も販売目的の陳列もできません。マークがない時点で選択肢から外して構いません。ただし、マークがあることは最低条件にすぎず、安全性の差まではわかりません。

モバイルバッテリーの値段の差は何で決まりますか?

出力(W数)やワイヤレス対応などの機能に加え、電池の種類、品質管理、保証と回収の体制にかかるコストの差です。モバイルバッテリーを販売するCIOの社長は、ひし形PSEの取得には1製品あたり約100万円、丸形の約10倍の初期費用がかかると話し、グレーな事業者は減っていくとの見方を示しています。安さの裏にあるのは、多くの場合この検査と管理のコストです。

予算3,000円で安全なモバイルバッテリーは買えますか?

価格だけでは判断できません。3,000円前後でも、届出事業者名・日本の連絡先・リコール検索・回収窓口の4項目を全部確認できる製品なら候補になります。確認できない項目が1つでもあれば、予算を上げるか容量を下げるほうを選んでください。同じ容量の他社品より極端に安い製品は、NITEも購入時の注意点に挙げています。

100均や3COINSのモバイルバッテリーは危険ですか?

売っている店で危険かどうかは決まりません。見るべきは、本体の届出事業者名と型番です。その型番でリコール検索をして、事業者の連絡先が確認できれば、ほかの製品と同じ基準で判断できます。容量が小さく安い製品ほど、回収窓口が書かれていないことが多いので、捨て方は買う前に確認してください。

モバイルバッテリーの重さ・サイズはどれくらい?

10000mAhクラスなら、半固体のエレコム DE-C86-10000が約220g、AnkerのA1113が約215g(厚さ約15mm)です。リン酸鉄のエレコム DE-C39-12000は約310g。いずれもメーカー公式の表記です。リン酸鉄やナトリウムイオンは、同じエネルギー量で重く大きくなります。

半固体とリン酸鉄、どっちが安全ですか?

どちらも液体電解質のリチウムイオン電池より燃えにくい方向の電池で、「どちらが上」とは言い切れません。差が出るのは持ち運びやすさです。毎日持ち歩くなら軽い半固体、家や車に置く防災用なら重くても構わないリン酸鉄、という分け方が実用的です。

モバイルバッテリーを車の中や屋外に置いてもいいですか?

夏の車内は避けてください。2021〜2025年のモバイルバッテリー事故のうち49件が自動車内で起きています。暑い日はダッシュボードだけでなく座席の上も高温になります。屋外では、かばんに入れたままでも直射日光が当たる場所(ベンチ、砂浜、窓際)に置かないことです。

モバイルバッテリーが発火したらどうすればいいですか?

煙や炎が噴き出している間は近づかず、まず身の安全を確保します。ポケットサイズの製品なら、火花が収まってから消火器か大量の水で消火できます。消火後も熱が残るため、できるだけ水に沈めた状態にして119番に通報してください。対処が難しいと感じたら、無理に消さずに119番です。

飛行機にモバイルバッテリーは何個まで持ち込めますか?

2026年4月24日から、機内に持ち込めるのは160Wh以下のものを2個までになりました。機内でモバイルバッテリーを充電すること、モバイルバッテリーからスマホなどへ充電することも禁止です。預け入れ荷物には入れられず、座席上の収納棚ではなく手元に置きます。航空会社によっては、これより厳しい独自ルールを設けています。

この記事の検証方法と参照日

この記事は、実機を使わずに以下の公表資料とメーカー公式サイトの記載を照合して作成しました。数値には「公称(メーカー公式の表記)」「算出(ガジェットヒルの計算)」を区別して記載しています。参照日はいずれも2026年10月10日です。

  • NITE「『夏バテ(夏のバッテリー)』にご注意を〜『リチウムイオン電池搭載製品』は3つのCで事故を防ぎましょう!〜」(2026年7月15日発表):事故件数、異常のサイン、購入時チェックリスト、発火時の対処
  • 経済産業省 産業構造審議会 製品安全小委員会・消費経済審議会 製品安全部会 合同会議(2026年8月31日)の方針案:報道各社の記事で内容を確認
  • 経済産業省「モバイルバッテリーに関するFAQ」:PSEマークと届出事業者名の表示義務
  • 国土交通省 航空局「モバイルバッテリーの機内持込みの新たなルールについて」(2026年4月14日)
  • 改正資源有効利用促進法(2026年4月施行)に関する報道
  • エレコム公式:DE-C86-10000BK、DE-C39-12000BK製品ページ、半固体モバイルバッテリー特設ページ
  • Anker Japan公式:Anker Nano Power Bank (MagGo, Plus) A1113製品ページ、NLB特設ページ

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最終結論:マークを見たら、その横の名前と型番を見る

丸いPSEマークは、2026年秋の時点ではすべてのモバイルバッテリーに付いている「スタートライン」です。発火する1台を避ける力があるのは、その横に書かれた事業者名と、箱に書かれた型番のほう。買う前に4項目を確かめ、使っている間は6つのサインを見張る。この2つで、事故の入口の大半はふさげます。

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